三輪崎の鯨踊 みわさきのくじらおどり
地域 | 東牟婁地域 |
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所在地 | 新宮市三輪崎 |
指定年月日 | 昭和49年12月9日指定 |
指定等区分 | 県指定 |
文化財分類 | 無形⺠俗⽂化財 |
所有者 | 三輪崎郷土芸能保存会 |
解説
捕鯨の業とともに始まり、三輪崎船団の各船から1名ずつ、総勢27名の船子たちが浜で踊った大漁祝いが起源であると伝えられている。銛(もり)に見立てた綾棒(あやぼう)を腰に差し、両手に扇子を持ち、網を投げて鯨を取りまく形を表現する「殿中(でんちゅう)踊り」と、終始座して綾棒を掲げて上半身だけで銛突きを表現する「綾踊り」の二つがある。海を表す白地に赤の鯛・黒の鯨・緑の陸を表す襦袢(じゅばん)に金色の帯姿で、熊野灘を背景に豪快に演じられる。公開時期:9月中旬三輪崎漁港