門前の大岩 もんぜんのおおいわ
地域 | 日高地域 |
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所在地 | 日高郡由良町門前1065-2 |
指定年月日 | 昭和10年12月24日指定 |
指定等区分 | 国指定 |
文化財分類 | 天然記念物 |
所有者 | 由良町 |
解説
由良町門前の山の中腹にある中世代ジュラ紀から白亜紀(1億4千万から1億5千万年前)にかけての石灰岩の大露頭で、その中に、ウニの一種であるシダリスの棘(とげ)の化石が含まれている。この化石は、現在生息するウニの棘とは形状が異なっており、長さが2センチくらいで、形も大きさも梅の実の核にとてもよく似ている。この付近の地層はジュラ紀から白亜紀にかけての鳥巣統に属し、貴重な学術資料である。