深専寺「大地震津波心得の記」碑 じんせんじ「おおじしんつなみこころえのき」ひ
員数 | 4平方メートル |
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地域 | 有田地域 |
所在地 | 有田郡湯浅町湯浅785 |
指定年月日 | 昭和49年12月9日指定 |
指定等区分 | 県指定 |
文化財分類 | 史跡 |
所有者 | 深専寺 |
解説
深専寺の山門の脇に建つ石碑で、台石と碑面は和泉砂岩を使用し、基礎と石柵は花崗岩で造られている。安政元年(1854年)発生した大地震は津波を伴い、近畿地方を中心に大災害を引き起こした。湯浅でも被害が大きかったので、後世にこのような被害を最小限に留めるための心得を残すべきだということで、深専寺の16世承空上人の指導で、有志が発起して安政3年(1856年)に建立したものである。