栖原角兵衛屋敷 すはらかくべえやしき
員数 | 3棟 |
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構成要素 | 主屋(しゅおく)、土蔵(どぞう)、土塀(どべい) |
地域 | 有田地域 |
所在地 | 有田郡湯浅町栖原913-1 |
時代 | 江戸時代後期・末期 |
指定年月日 | 平成16年11月8日登録 |
指定等区分 | 国登録 |
文化財分類 | 有形文化財(建造物) |
所有者 | 個人 |
解説
栖原家は代々角兵衛を名乗り、江戸時代から明治にかけて蝦夷地(北海道)から樺太(からふと)の漁場と航路の開拓に力を尽くした豪商として知られている。この屋敷は、栖原家の本宅跡である。
主屋は、棟札より寛政9年(1797年)の建築が知られる。木造平屋建で、左手に座敷を、背面側には炊事場を接続させている。正面大戸口(おおどぐち)を入ったところには、式台(しきだい)付きの玄関の間が設けてあるなど、一般の住宅に見られない格式ある造りを備えている。