善福寺のカヤ(雌株) ぜんぷくじのかや(めかぶ)
員数 | 2株 |
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地域 | 海草地域 |
所在地 | 海草郡紀美野町勝谷243 |
指定年月日 | 昭和53年8月18日指定 |
指定等区分 | 県指定 |
文化財分類 | 天然記念物 |
所有者 | 善福寺 |
解説
カヤは山地に生える雌雄異株の常緑高木で、葉は線形で先端が尖っている。善福寺の本堂へ登る石段の登り口左側に胸高周囲4.32メートル、高さ23メートル余のもの1株、石段の上右側に胸高周囲6.95メートル、高さ23メートル余のもの1株がある。いずれも樹齢800年と推定されるカヤの大樹である。海南から高野山への最短の道筋で、小高いところに位置していたので、街道として栄えた頃はよい目標物となっていた。