栄福寺イブキビャクシンの大樹名木 えいふくじいぶきびゃくしんのたいじゅめいぼく
員数 | 2株 |
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地域 | 那賀地域 |
所在地 | 岩出市湯窪93 |
指定年月日 | 昭和41年12月9日指定 |
指定等区分 | 県指定 |
文化財分類 | 天然記念物 |
所有者 | 栄福寺 |
解説
大きい株の本幹胸高周囲は4.34メートル、樹高約12メートル、樹冠の直径は、東西19メートル、南北14メートルに及ぶ。もう一つの株は、本幹胸高周囲2.4メートルで、両者は接近しており、一つの樹のように見える。イブキビャクシン特有の雅趣(がしゅ)に富んだ樹容を持ち、樹勢良好で深緑色の枝葉は密に茂っている。樹齢は大きい方で約500年と推定される。
この木には弘法大師空海が差し残した杖が根を出し、大樹になったという伝承がある。