金剛峯寺境内 こんごうぶじけいだい
地域 | 伊都地域 |
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所在地 | 伊都郡高野町高野山 |
指定年月日 | 昭和52年7月14日指定、平成14年9月20日追加指定 |
指定等区分 | 国指定 |
文化財分類 | 史跡 |
所有者 | 金剛峯寺ほか |
解説
空海が弘仁7年(816年)、高野山に真言密教の根本道場として開創し、現在まで連綿として継承され、特殊な伽藍(がらん)配置の堂塔を伝える山岳寺院である。金剛峯寺を中心に、高野山には数多くの寺院が建立されている。
史跡指定地は、高野山上の西の結界として建つ大門を中心とした大門地区、真言密教の教義を具現化した壇上伽藍(だんじょうがらん)とも呼ばれる伽藍地区、大主殿(だいしゅでん)などが建ち並ぶ本山(ほんざん)宗務の中心地である本山地区、空海の御廟(ごびょう)を中心として数十万基の墓碑が建ち並ぶ奥院(おくのいん)地区、北条政子が源頼朝・実朝父子の菩提を弔うために建立した金剛三昧院がある金剛三昧院地区、徳川家康・秀忠父子の霊屋がある徳川家霊台地区の6地区からなる。