川辺王子跡 かわなべおうじあと
地域 | 海草地域 |
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所在地 | 和歌山市川辺61 |
指定年月日 | 昭和33年4月1日指定 |
指定等区分 | 県指定 |
文化財分類 | 史跡 |
所有者 | 力侍神社 |
解説
熊野九十九王子は熊野参詣道の沿道におよそ2キロメートルごとに設けられた熊野三山本社の末社で、遙拝所(ようはいじょ)兼休憩所であった。川辺王子跡はその一つであり、現在の力侍(りきし)神社内に祀られている。
川辺王子は大阪府から雄ノ山(おのやま)峠越えで和歌山県に入った後、中山王子、山口王子に続く3番目の王子である。王子社は時代によって変遷しており、川辺王子も元々は北側の和歌山市上野にあったという説がある。