和歌山市1日コース
和歌山市
和歌山市は、紀の川の下流に平野が広がり、古来より和歌山県の中心地であった地域である。人々の活動の痕跡である遺跡が多数存在し、国内で最大の規模を誇る特別史跡岩橋千塚古墳群や御三家の一つ・紀州徳川家の居城であった史跡和歌山城がある。また、海岸部には、奈良時代に聖武天皇が訪れ、随行した山部赤人が「和歌の浦に潮満ち来れば潟をなみ葦辺をさして鶴鳴き渡る」と歌った名勝和歌の浦、紀伊藩第10代藩主徳川治宝(とくがわはるとみ)が築いた池泉回遊式庭園の名勝養翠園や国内最大規模の石積み海岸堤防である水軒堤防などがある。