丹生都比売神社楼門 にうつひめじんじゃろうもん
員数 | 1棟 |
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地域 | 伊都地域 |
所在地 | 伊都郡かつらぎ町上天野230 |
時代 | 室町時代中期 |
指定年月日 | 明治41年4月23日指定 |
指定等区分 | 国指定 |
文化財分類 | 有形文化財(建造物) |
所有者 | 丹生都比売神社 |
解説
楼門の創建は明らかでないが、13世紀末の作とされる金剛峯寺蔵の「絹本著色弘法大師丹生高野両明神像(けんぽんちゃくしょくこうぼうたいしにうこうやりょうみょうじんぞう)」(重要文化財)に描かれた天野社の社頭(しゃとう)の図には、現在の楼門の位置に八脚門(はっきゃくもん)が描かれている。現在の門は入母屋造、檜皮葺(ひわだぶき)三間一戸の楼門である。建築年代は平成5年(1993年)の解体修理で発見された墨書(ぼくしょ)から明応8年(1499年)であることが確定した。室町時代中期の様式を示している楼門である。