宝来山神社本殿 ほうらいさんじんじゃほんでん
員数 | 4棟 |
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構成要素 | 第一殿、第二殿、第三殿、第四殿 附指定:棟札4枚 |
地域 | 伊都地域 |
所在地 | 伊都郡かつらぎ町萩原56 |
時代 | 桃山時代 |
指定年月日 | 昭和18年6月9日指定 |
指定等区分 | 国指定 |
文化財分類 | 有形文化財(建造物) |
所有者 | 宝来山神社 |
解説
神社の創建については明らかでないが、奈良時代に勧請(かんじょう)したといわれる。京都の神護寺所蔵である元暦元年(1184年)の『かせ田荘絵図(かせだのしょうえず)』にも描かれている。
現在の社殿は、天正13年(1585年)の羽柴秀吉による兵火で焼失した後、慶長19年(1614年)に再建されたもので、4殿とも同規模・同形式の一間社春日造(いっけんしゃかすがづくり)、檜皮葺(ひわだぶき)の建物である。蟇股(かえるまた)や木鼻(きばな)などの彫刻に時代の特徴がよく表れている。本殿4棟が横一列に並立している。