堀越癪観音庫裏 ほりこししゃくかんのんくり
員数 | 1棟 |
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地域 | 伊都地域 |
所在地 | 伊都郡かつらぎ町東谷1360 |
時代 | 江戸時代末期 |
指定年月日 | 令和4年10月31日登録 |
指定等区分 | 国登録 |
文化財分類 | 有形文化財(建造物) |
所有者 | 個人 |
解説
堀越癪観音は、大阪府との県境に近い山間部に所在する葛城修験行所(ぎょうしょ)の一つで、日本遺産「葛城修験」の構成文化財でもある。傾斜地に築かれた敷地に本堂、庫裏、客殿を配する。
庫裏は平屋建、入母屋造、茅葺(かやぶき)で、江戸時代末期に建設された。内部は西側に広い土間を、東側に6室を配し、東側と南北二面に縁側を廻らせた農家風の建物である。令和3年(2021年)には屋根葺替や床組修理等が行われるなど、現在に至るまで良好な状態で使われており、当地の歴史的景観に寄与している。