地蔵寺の五輪塔 じぞうじのごりんとう
員数 | 1基 |
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地域 | 伊都地域 |
所在地 | 橋本市高野口町名倉993 |
時代 | 室町時代 |
指定年月日 | 昭和38年7月30日指定 |
指定等区分 | 県指定 |
文化財分類 | 有形文化財(建造物) |
所有者 | 地蔵寺 |
解説
本堂の西南に南面して建つ。かつて旧高野口町役場北方の旧西福寺(さいふくじ)境内にあったものをこの位置に移したものという。塔は砂岩製で総高2.0メートル、火輪(かりん)の幅0.7メートルで、軒は隅に強い反りをもたせている。地輪(ちりん)の正面に「正平十一丙申二月十五日」等の銘文があり、正平11年(1356年)に造られたことが分かる。大型で形が良く、完全に保存され、造塔年代が明らかで基準作例としても貴重である。