相賀大神社石燈籠 そうがだいじんじゃいしどうろう
員数 | 1基 |
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地域 | 伊都地域 |
所在地 | 橋本市市脇二丁目7-8 |
時代 | 室町時代 |
指定年月日 | 昭和40年4月14日指定 |
指定等区分 | 県指定 |
文化財分類 | 有形文化財(建造物) |
所有者 | 相賀神社 |
解説
正平10年(1355年)の銘がある南北朝時代の砂岩製の石燈籠で、『紀伊続風土記』にもその存在が記されている。総高1.8メートルの六角形燈籠であるが、他に例を見ない特異な点を持っている。一般に円形となるべき屋蓋(やがい)上端の請座(うけざ)、中台(ちゅうだい)の下端及び基礎上端の請座等が六角形で作られている点であり、屋蓋に反りのない点も通常と異なる点である。このように類例のない特徴を持ち、完存しており、造立年代も明らかな貴重なものである。