定福寺庫裏 じょうふくじくり
員数 | 1棟 |
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地域 | 伊都地域 |
所在地 | 橋本市賢堂285 |
時代 | 江戸時代後期 |
指定年月日 | 平成18年11月29日登録 |
指定等区分 | 国登録 |
文化財分類 | 有形文化財(建造物) |
所有者 | 定福寺 |
解説
当寺のある賢堂(かしこど)地区は、高野山へ至る参詣道の一つ、黒河道(くろこみち)の登り口にあり、落ち着いた集落景観が広がっている。寺には平安時代の本尊・阿弥陀如来坐像(県指定文化財)や鎌倉時代の石造九重塔(市指定文化財)などの文化財があり、古い歴史を持つことが窺える。
庫裏は、江戸時代後期の建物と考えられ、本堂の南西に建つ。改造はあるものの当初の部材をよく残し、歴史ある賢堂の景観に大きな役割を果たしている。