中野家住宅主屋 なかのけじゅうたくしゅおく
員数 | 1棟 |
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地域 | 海草地域 |
所在地 | 海南市七山1259 |
時代 | 明治前期 |
指定年月日 | 平成25年6月21日登録 |
指定等区分 | 国登録 |
文化財分類 | 有形文化財(建造物) |
所有者 | 個人 |
解説
明治時代前期に建設された農家住宅。南面し、東側に土間、西側に四間取(よつまどり)の床上部を設ける。上屋の四周に下屋庇(ひさし)を巡らし、小屋組は登梁(のぼりばり)構造である。現状は瓦葺であるが、建設当初は茅葺(かやぶき)であったと考えられる。当地の中規模農家建築の指標となる住宅で、七山の農村にあって歴史的景観の形成に寄与している。