滝の拝 たきのはい
地域 | 東牟婁地域 |
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所在地 | 東牟婁郡古座川町小川 |
指定年月日 | 平成22年3月16日指定 |
指定等区分 | 県指定 |
文化財分類 | 名勝 |
所有者 | 和歌山県 |
解説
古座川支流の小川(こがわ)では、約200メートルにわたり第三紀中期中新世の下里累層の砂岩質互層からなる河床が、河水及び砂礫(されき)によって円形ないし舟底型、溝型、壺型に侵食された無数の甌穴(おうけつ)が形成されている。中央部には滝が後退して形成された水路状の瀞(どろ)があり、その奥には落差約8メートルの滝が存在する。『紀伊続風土記』では「波伊(はい)の滝」といわれ、その奇勝を神として崇拝した自然信仰「タキオガミ」が名前の由来といわれている。999個の穴を掘った滝ノ拝太郎の伝説も伝えられている。