日本基督教団紀南教会 にほんきりすときょうだんきなんきょうかい
員数 | 1棟 |
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地域 | 東牟婁地域 |
所在地 | 東牟婁郡那智勝浦町下里930-1 |
時代 | 大正14年 |
指定年月日 | 平成18年8月3日登録 |
指定等区分 | 国登録 |
文化財分類 | 有形文化財(建造物) |
所有者 | 日本基督教団紀南教会 |
解説
西村伊作の設計による教会堂で、大正14年(1925年)の建築。西村はキリスト教から大きな影響を受け、宣教師や牧師らと親しく交流した。西村の建築作品は住宅が主だが、このような教会堂などもいくつかあった。内部は簡素で、白い漆喰壁と床・小屋組などの木部の構成が美しく魅力的。玄関ポーチから入ると1室の会堂(かいどう)で、会堂後部に2階がある。屋根は完成時は天然スレート葺であったが、現在は銅板葺。屋根の形状は上空から見ると十字架のように見える。
なお、西村の教会堂作品としては、他に倉敷教会などがある。