日神社本殿 にちじんじゃほんでん
員数 | 1棟 |
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地域 | 西牟婁地域 |
所在地 | 西牟婁郡白浜町十九渕1177 |
時代 | 江戸時代 |
指定年月日 | 昭和38年3月26日指定 |
指定等区分 | 県指定 |
文化財分類 | 有形文化財(建造物) |
所有者 | 日神社 |
解説
元は若一王子(にゃくいちおうじ)神社といい、富田川左岸にあり、大辺路に沿って鎮座する。本殿は大規模な一間社隅木入春日造(いっけんしゃすみぎいりかすがづくり)、檜皮葺(ひわだぶき)の社殿で、庇(ひさし)に軒唐破風(のきからはふ)が付く。建立年代は様式から18世紀初頭と考えられる。各部材には象、獅子、龍や牡丹などの動植物、中国の故事にのっとった事象等の建築彫刻を飾り付け、さらに極彩色や金具で飾り立てている。県内でも類を見ない装飾的な社殿である。