旧柳川家住宅 きゅうやながわけじゅうたく
員数 | 2棟 |
---|---|
構成要素 | 主屋(おもや)、前蔵(まえぐら) 附指定:家相図1枚 |
地域 | 海草地域 |
所在地 | 和歌山市岩橋1411 和歌山県立紀伊風土記の丘,【旧所在地】海南市黒江 |
時代 | 江戸時代後期 |
指定年月日 | (主屋)昭和44年3月12日指定/(前蔵)昭和45年6月17日指定 |
指定等区分 | 国指定 |
文化財分類 | 有形文化財(建造物) |
所有者 | 和歌山県 |
解説
紀州漆器の産地として名高い海南市黒江にあった建物である。柳川家は代々大庄屋を務めた家柄であり、記録によると文化4年(1807年)に建てられた。主屋は切妻造、本瓦葺で正背面に庇(ひさし)をつける。1、2階とも前面には格子を取り付ける。
この住宅の間取りは黒江の町家として標準的なもので、材料は良質のものを用い、意匠的にも優れている。本県の代表的な町家である。