野田の宝篋印塔 のだのほうきょういんとう
員数 | 1基 |
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地域 | 有田地域 |
所在地 | 有田郡有田川町野田 |
時代 | 室町時代 |
指定年月日 | 昭和38年7月30日指定 |
指定等区分 | 県指定 |
文化財分類 | 有形文化財(建造物) |
所有者 | 禅長寺 |
解説
有田川町の西に観音寺跡と称するところがあり、古くは七堂伽藍があったといわれる。現在そこには宝篋印塔が1基残るのみである。
この石塔は『紀伊続風土記』にも記載されており、砂岩製で高さ2.7メートル、基礎は一辺が97センチあり、基壇がなく直接地上に建てられている。塔の形を完備し、塔身の銘により貞和2年(1346年)の造立であることが分かる。形状手法ともに優れ、規模も大きい。