長保寺客殿 ちょうほうじきゃくでん
員数 | 1棟 |
---|---|
地域 | 海草地域 |
所在地 | 海南市下津町上689 |
時代 | 江戸時代 |
指定年月日 | 昭和45年5月25日指定 |
指定等区分 | 県指定 |
文化財分類 | 有形文化財(建造物) |
所有者 | 長保寺 |
解説
桁行八間、梁間五間、入母屋造、本瓦葺で、北西に仏間(ぶつま)が付属する。東に霊殿(れいでん)、南に納戸・台所が接続する。数寄屋(すきや)風を取り入れた軽快な建物で、棟札により安永8年(1779年)に第7世徳因によって再建されたことが分かる。
紀州徳川家菩提寺の住職の私的空間にふさわしい、数寄屋風の洗練された建物である。