塩津のいな踊 しおつのいなおどり
地域 | 海草地域 |
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所在地 | 海南市下津町塩津 |
指定年月日 | 昭和41年4月12日指定 |
指定等区分 | 県指定 |
文化財分類 | 無形⺠俗⽂化財 |
所有者 | 塩津のいな踊保存会 |
解説
この踊りの起こりは、寛永年間(1624年~1644年)に宮座(みやざ)構成員48軒によって「いな(鯔)」(小型のボラ)の定置網が設置されたが、その時の漁獲の動作を振り付けしたものである。文化・文政の頃が最も盛んであったといわれており、毎年8月の盆踊りに行われている。踊りの形態は、あたかも「いな」が引き揚げた網の中で競り合い、跳ねるかのような元気な踊りを基本とする。うちわを両手に持ち、男女一組で頬被(ほおかむ)りをして踊る「姿見踊り」、扇子を使って踊る「扇子踊り」や「さくらくずし」などがある。(公開時期:8月15日)