池庄漆器店主屋 いけしょうしっきてんしゅおく
員数 | 1棟 |
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地域 | 海草地域 |
所在地 | 海南市黒江692 |
時代 | 江戸時代後期 |
指定年月日 | 平成13年10月12日登録 |
指定等区分 | 国登録 |
文化財分類 | 有形文化財(建造物) |
所有者 | 個人 |
解説
江戸時代後期より続く漆器問屋(しっきどんや)であり、敷地は正面が小路に、背面が黒江の中心である川端通りに接する。小路に面して建つ主屋は、江戸時代後期の建築と考えられ、切妻造、瓦葺、つし2階建、平入(ひらいり)の形式である。通り土間の右手にミセ、ミセオク、ダイドコロ、ナンドの4室を配し、その奥に角屋(つのや)の座敷を突出させる。これは、黒江の町家の典型的な形式であり、かつて隣接していた重要文化財の旧柳川家住宅(和歌山県立紀伊風土記の丘に移築)とも共通する。