藤白の獅子舞 ふじしろのししまい
地域 | 海草地域 |
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所在地 | 海南市藤白 |
指定年月日 | 昭和41年4月12日指定 |
指定等区分 | 県指定 |
文化財分類 | 無形⺠俗⽂化財 |
所有者 | 藤白の獅子舞保存会 |
解説
建仁元年(1201年)の後鳥羽上皇熊野御幸(くまのごこう)の際、藤白王子において旅情を慰めるために演じられたのが始まりという。「穴獅子(あなじし)」とも呼ばれ、春の陽気に穴から浮かれ出た獅子が眠り込んだところへ、天狗面の猿田彦命(さるたひこのみこと)が現れ、驚いた獅子が猿田彦命の持つ巻物を取ろうとして、剣で振り払われるという筋書きを演じる。獅子は、5人立ちで演じられる。動きは、能楽を思わせる優美なものといわれている。(公開時期:1月1日/10月第2日曜日)