旧名手本陣妹背家住宅 きゅうなてほんじんいもせけじゅうたく
員数 | 3棟 |
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構成要素 | 主屋(しゅおく)、米蔵(こめぐら)、南倉(みなみぐら) |
地域 | 那賀地域 |
所在地 | 紀の川市名手市場641 |
時代 | 江戸時代中期 |
指定年月日 | 昭和44年3月12日指定 |
指定等区分 | 国指定 |
文化財分類 | 有形文化財(建造物) |
所有者 | 紀の川市 |
解説
大和街道に面した広い敷地に建つ。現在の主屋は居室部と座敷部からなる。記録によれば正徳4年(1714年)の市場村の火災で類焼後、居室部は享保3年(1718年)に、座敷部はそれより遅れて延享2年(1745年)に新築されている。敷地の西側に江戸時代の土蔵が2棟並んでいる。主屋の年代が明らかで、大和街道における本陣の遺構として高い価値を持つ。