鞆淵八幡神社大日堂 ともぶちはちまんじんじゃだいにちどう
員数 | 1棟 |
---|---|
構成要素 | 附指定:厨子1基 |
地域 | 那賀地域 |
所在地 | 紀の川市中鞆渕58 |
時代 | 室町時代前期 |
指定年月日 | 昭和6年1月19日指定 |
指定等区分 | 国指定 |
文化財分類 | 有形文化財(建造物) |
所有者 | 鞆淵八幡神社 |
解説
八幡神社の神宮寺(じんぐうじ)の本堂で、大御堂(おおみどう)とも呼ばれた。境内の右寄りの本殿より一段低いところに建つ。神宮寺当時の名残を思わせる堂々とした建物で、桁行五間、梁間五間、一重、寄棟造、本瓦葺である。建立年代は構造手法から見て室町時代前期と考えられる。内陣(ないじん)の須弥壇(しゅみだん)上に厨子を置いている。この厨子は屋根が作られていない三間厨子で、様式から大日堂と同じ頃に作られたものと考えられる。