キイシモツケ群生地 きいしもつけぐんせいち
| 地域 | 那賀地域 |
|---|---|
| 所在地 | 紀の川市荒見字龍門 |
| 指定年月日 | 昭和48年5月16日指定 |
| 指定等区分 | 県指定 |
| 分類 | 天然記念物 |
| 所有者 | 龍門財産区 |
| 管理団体 | 紀の川市 |
解説
シモツケは、陽当たりの良い山地に生える落葉低木で、周囲に丈の高い木や草がない場所に生える。キイシモツケは本県の特産種で、昭和3年(1928年)に新種であることが確認され、命名された。5・6月頃には白い小さな花をコデマリのように付ける。龍門山(りゅうもんざん)ではキイシモツケは他所に比べて大群生して生えている。山頂の西、勝神(かつかみ)峠から田代峠に至る山道約2キロメートルの北斜面、約200ヘクタールが天然記念物として指定されている。