石造五輪塔 せきぞうごりんとう
員数 | 4基 |
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地域 | 伊都地域 |
所在地 | 伊都郡高野町高野山 |
時代 | 鎌倉時代 |
指定年月日 | 昭和40年4月14日指定 |
指定等区分 | 県指定 |
文化財分類 | 有形文化財(建造物) |
所有者 | 西南院 |
解説
いずれも鎌倉時代の制作で、砂岩で造られている。第一号塔は総高1.1メートル、一石(いっせき)彫成で、弘安4年(1281年)の銘がある。第二号塔は総高1.1メートル、弘安7年(1284年)の銘がある。第三号塔は総高1.1メートル、一石彫成で、弘安10年(1287年)の銘がある。第四号塔は無銘で、総高0.9メートルである。
それぞれの形態は優れ、高野山独自の形式を持ち、ほぼ完全に保存されている。しかも造塔の記年があり、基準作例として重要である。