石造宝篋印塔 せきぞうほうきょういんとう
員数 | 2基 |
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地域 | 伊都地域 |
所在地 | 伊都郡かつらぎ町上天野 |
時代 | 室町時代 |
指定年月日 | 昭和46年7月13日指定 |
指定等区分 | 県指定 |
文化財分類 | 有形文化財(建造物) |
所有者 | 個人 |
解説
個人住宅裏の小高い丘の頂上に西面して並んで建つ。両塔とも砂岩製で高さ約1.4メートル、全体の形式は他のこの種のものと大差はない。向かって右側の塔身には月輪(がちりん)に四方仏(しほうぶつ)、左側の塔身には龕(がん)形に四方仏を浮彫りしている。建立年代については銘がなく確定しがたいが、笠石(かさいし)の隅飾りなどの形状から南北朝時代頃のものと考えられ、保存状態もよく貴重なものである。