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琴ノ浦温山荘 ことのうらおんざんそう

解説

大阪の実業家新田長次郎(にったちょうじろう)が大正期から昭和にかけて造った別荘。海水を導いた泉水(せんずい)を持つ広大な庭園に書院造の主屋のほか、茶室、浜座敷などを配した近代屈指の和風別荘である。

本館は地階を備える木造平屋建で大正5年(1916年)の建築。書院造の24畳主座敷を持ち、ここでは相原雲楽(あいはらうんらく)による大波と兎などの欄間を見ることができる。小屋組(こやぐみ)は洋式トラスが採用される。設計は長次郎の娘婿で東京帝国大学建築学科を卒業し、後に建築事務所を開いた木子七郎(きごしちろう)と考えられている。

茶室は茅葺(かやぶき)の入母屋造で田舎屋風。設計は武者小路千家の家元名代(いえもとみょうだい)であった木津宗泉(きづそうせん)と伝えられている。

浜座敷は敷地南端の海に面した傾斜地に高い床を張り出して立ち、10畳の主座敷を持つ。屋根は、入母屋造・本瓦葺屋根と、入母屋造・桟瓦葺屋根を接続した特異な形であり、移築したものである可能性がある。完成は本館に先立つものである。

所在地