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榎家住宅 えのきけじゅうたく

ノーイメージ画像
員数 5棟
地域 海草地域
所在地 海南市孟子字階田648ほか
時代 江戸末期、明治中期・後期、昭和前期
指定等区分 国登録
種類 有形文化財(建造物)
所有者 個人

解説

榎家住宅は海南市北東部の孟子(もうこ)に位置する。
榎家は江戸末期に榎家本家から分家し、紋羽織(もんぱおり)の生産販売や繭糸(けんし)
業等を手がけ、村会議員や村長も務めた旧家である。集落を貫く街道を挟んで南北に敷地を構え、北側の敷地に主屋、文庫蔵、繭蔵を、南側の敷地に土蔵、納屋を建てる。
主屋は木造平屋建、瓦葺きで、江戸末期に分家した際に建設されたと伝える居室部と、明治24年(1891)に増築された座敷部からなる。座敷部は二室の座敷からなり、そのうち十五畳の座敷は壁を紙貼りとした床の間や襖絵(ふすまえ)で華やかに飾られた上質な空間である。
繭蔵は土蔵造平屋建、瓦葺きで、昭和7年(1932)に建設された。内部は三室に分かれ、繭を保管するため壁と天井をトタン板で密閉する。当家の生業を良く表す蔵である。
これらは、伝統的な外観の文庫蔵や土蔵、街道に接して建つ長屋門形式の納屋とともに集落の歴史的な景観の形成に寄与している。