絹本水墨淡彩人物図 岸駒筆 けんぽんすいぼくたんさいじんぶつず がんくひつ
| 員数 | 1幅 |
|---|---|
| 地域 | 西牟婁地域 |
| 所在地 | 田辺市稲成町糸田(和歌山県立博物館寄託) |
| 時代 | 江戸 |
| 指定年月日 | 昭和40年9月20日指定 |
| 指定等区分 | 県指定 |
| 種類 | 絵画 |
| 所有者 | 宗教法人高山寺 |
解説
目の粗い横長の絹地に長頭短躯の一人物と岩を描く。寺ではこの人物を七福神の一である寿老人と称しているが、ごく普通の寿老人とは特徴・形態が異なっている。顔に極く淡い代赭(赤褐色の顔料)をさし、衣の一部に藍青色の染料が用いられているが、大部分は濃淡の墨によって描かれ、淡彩画というよりむしろ水墨画に近い。人物の表現は岸駒独特のもので、晩年の作らしく岸駒としては温雅な筆致で味わい深い作品である。(和歌山県文化財ガイドブック)