木造薬師如来坐像 もくぞうやくしにょらいざぞう
| 員数 | 1躯 |
|---|---|
| 地域 | 海草地域 |
| 所在地 | 海南市下津町上 |
| 時代 | 平安時代 |
| 指定年月日 | 昭和34年8月18日指定 |
| 指定等区分 | 県指定 |
| 種類 | 彫刻 |
| 所有者 | 宗教法人東光寺 |
解説
古くから東光寺の秘仏として祀られてきた仏像である。本像は両手首と膝前を矧付ける他は欅の一材で彫成された一木造で、内刳りはない。しかし、胎内の朽損が甚だしく、3割は空洞となっており、霊木としての朽木を使用したものと思われる。簡略化された衣文を粗々しく刻んだ粗豪なつくりであるが、いかにも地方仏らしくどっしりした量感のある作品で素朴ななかにも落ちついた風格を備えている。制作は10世紀末頃と思われる。(和歌山県文化財ガイドブック)