木造千手観音坐像 もくぞうせんじゅかんのんざぞう
| 員数 | 1躯 |
|---|---|
| 地域 | 海草地域 |
| 所在地 | 海南市別所 |
| 時代 | 鎌倉 |
| 指定年月日 | 昭和14年9月8日指定 |
| 指定等区分 | 国指定 |
| 種類 | 彫刻 |
| 所有者 | 宗教法人願成寺 |
解説
願成寺は天台宗の古刹で、寺伝では久安元年(1145)に僧湛慶が待賢門院の冥福を祈るために草創したとある。本像は寄木造、玉眼の千手観音坐像で、宝髻や衣部等に金泥線を施した素木像である。頭上面・両脇手はほとんど当初のものが残っている。複雑な像容ながらも均衡がとれており、衣文の彫りは深く力強い。制作は鎌倉時代と思われる。台座は蓮台の下に敷茄子・反花・岩座・框座という変わった蓮華座である。(和歌山県文化財ガイドブック)