密厳院苅萱堂 みつごんいんかるかやどう
| 員数 | 1棟 |
|---|---|
| 地域 | 伊都地域 |
| 所在地 | 伊都郡高野町高野山478 |
| 時代 | 昭和前期 |
| 指定年月日 | 令和6年12月3日登録 |
| 指定等区分 | 国登録 |
| 種類 | 有形文化財(建造物) |
| 所有者 | 宗教法人密嚴院 |
解説
高野山の主要通りである小田原通りに面して建つ仏堂で、昭和元年(1926年)の建設と伝える。木造平屋建、屋根は桧皮葺(ひわだぶき)及び銅板葺である。引導(いんどう)地蔵尊と親子地蔵尊の2つの内陣を備える複合仏堂で、石童丸物語に登場する苅萱道心と石童丸の親子の悲話を絵説きする回廊を備える点は、この苅萱堂の特筆すべき特徴である。引導地蔵尊を参拝の後、回廊の彫刻画による絵説きの体験を経て親子地蔵尊に導かれる動線は、参拝の高揚感や功徳感を高めるために周到に計画されたものであり、高野山を参詣する多数の庶民の信仰を支え続けてきた建築として評価できる。