平井1号墳及び平井埴輪窯跡群 ひらいいちごうふんおよびひらいはにわかまあとぐん
員数 | 3か所 |
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構成要素 | 平井1号墳、平井1号埴輪窯跡、平井2号埴輪窯跡 |
地域 | 海草地域 |
所在地 | 和歌山市平井 |
時代 | 古墳時代 |
指定年月日 | 平成28年5月26日指定 |
指定等区分 | 県指定 |
文化財分類 | 史跡 |
所有者 | 国土交通省 |
解説
平井1号墳は、丘陵斜面中腹に築かれた墳長約22.0メートルの前方後円墳で、前方部から埴輪や須恵器が出土した。築造時期は古墳時代後期後半である。
平井埴輪窯跡群は、平井1号墳の南西下の丘陵裾に位置する2基の埴輪窯跡で、多種多様な埴輪が製作されていた。胡籙形(ころくがた)埴輪や双脚輪状文形埴輪も見られ、特徴的な種類や文様モチーフが岩橋千塚古墳群の形象埴輪と多くの点で共通する。
埴輪の製作と供給古墳が具体的に分かる事例としては和歌山県内唯一のものである。