久野原の御田 くのはらのおんだ
地域 | 有田地域 |
---|---|
所在地 | 有田郡有田川町久野原 |
指定年月日 | 昭和56年7月13日指定 |
指定等区分 | 県指定 |
文化財分類 | 無形⺠俗⽂化財 |
所有者 | 久野原の御田保存会 |
解説
岩倉三大明神に奉納され、旧正月9日(現在は隔年の2月11日)に行われる。久野原の御田の特徴は、村中の老若男女が参加し出演するところにある。お渡りは、御田宿(おんだやど)の前に勢揃いし、神社まで謡囃子(うたいばやし)・太鼓に続いて当歳児(とうさいじ)(0歳児)の男女が母に背負われてつく。神社に着くと御田を奉納する。「田植(たうえ)」、「稲刈(いねかり)」では5、6歳までの男児が愛らしい踊りを演じる。久野原の座謡(ざうたい)は上下両地区に分かれて男女数十人ずつが競って謡うところに特徴がある。(公開時期:西暦奇数年2月11日久野原岩倉神社)