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施無畏寺 せむいじ

員数 4棟
構成要素 本堂、開山堂(かいさんどう)、鐘楼(しょうろう)、鎮守社(ちんじゅしゃ)
地域 有田地域
所在地 有田郡湯浅町栖原1465
時代 江戸時代
指定年月日 平成9年4月23日指定
指定等区分 県指定
文化財分類 有形文化財(建造物)
所有者 施無畏寺

解説

現在の建物は、17世紀から18世紀にかけて再建された一連のもので、それぞれ趣の異なる様式と特徴を持ち、小規模ながら優れた建築群を構成している。
本堂は三間堂(さんげんどう)の一般的な建物であるが、内部架構(かこう)を巧みに組み、変化に富んでいる。貞享3年(1686年)の建築。
開山堂も三間堂であるが、本堂とは異なり屋根は宝形造(ほうぎょうづくり)、柱も角柱で簡素な形式を持つ。明暦元年(1655年)の建築である。
鐘楼は方一間の一般的なもので、鬼瓦に正徳3年(1713年)の刻銘がある。
鎮守社は覆屋(おおいや)に収められた軒唐破風(のきからはふ)付の春日造(かすがづくり)社殿で、建立は18世紀と見られる。手の込んだ架構や彫刻などに見所がある。
湯浅湾を見降す景勝地にあり、優れた景観を保持している。

所在地

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