地蔵峰寺本堂 じぞうぶじほんどう
員数 | 1棟 |
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地域 | 海草地域 |
所在地 | 海南市下津町橘本1612 |
時代 | 室町時代中期 |
指定年月日 | 昭和49年5月21日指定 |
指定等区分 | 国指定 |
文化財分類 | 有形文化財(建造物) |
所有者 | 地蔵峰寺 |
解説
熊野参詣道の藤白(ふじしろ)峠の頂上にあり、「峠の地蔵」と呼ばれている。この本堂は、桁行三間、梁間三間、寄棟造、本瓦葺の建物で、禅宗様の影響を強く受けている。建立年代は明らかでないが、様式手法より室町時代中期頃と推定される。床は土間とし、地山を削った台座の上に、総高3メートル余りの大きな石造地蔵菩薩坐像(鎌倉時代)を安置しており、重要文化財の指定を受けている。