樫の大木かしのたいぼく

員数	1本
地域	海草地域
所在地	和歌山市永山
指定年月日	昭和33年4月1日指定
指定等区分	県指定
分類	天然記念物
所有者	個人

植物の文化財

解説

個人宅の前にあるアラカシ（粗樫）の大木で、古くはここに祠があり、神木として信仰されたものといわれている。2株が合成樹となったものと思われるが、結合する基の部分の周囲は5メートルで、分立した支幹はそれぞれ約2メートルある。しかし、1本は枯死、もう1本も枝梢を失い、樹勢が著しく衰えている。現在ではひこばえが新たに命をつないでいる。