小西家住宅 こにしけじゅうたく
員数 | 3棟 |
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構成要素 | 主屋(しゅおく)、土蔵(どぞう)、門及び塀 |
地域 | 海草地域 |
所在地 | 和歌山市新高町64 |
時代 | 昭和時代 |
指定年月日 | 平成18年3月27日登録 |
指定等区分 | 国登録 |
文化財分類 | 有形文化財(建造物) |
所有者 | 個人 |
解説
小西家の所在する新高町(にいたかちょう)は昭和4年(1929年)から翌年にかけて和歌山市が宅地開発したもので、碁盤目状の道路で区切られ、現在でも良好な住環境地区として知られている。
主屋は棟札により昭和14年(1939年)の上棟が明らかである。全体を和風意匠でまとめるが、玄関脇の応接室のみ洋風とする。平面は中廊下(なかろうか)型を基本としたもので、昭和初期の住宅建築の特徴をよく表している。土蔵、門及び塀も丁寧に作られた上質の建物である。