ナンキセダカコブヤハズカミキリ生息地 なんきせだかこぶやはずかみきりせいそくち
員数 | 26.44ヘクタール |
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地域 | 西牟婁地域 |
所在地 | 田辺市本宮町静川 大塔山国有林 |
指定年月日 | 平成28年5月26日指定 |
指定等区分 | 県指定 |
文化財分類 | 天然記念物 |
所有者 | 農林水産省(和歌山森林管理署) |
解説
ナンキセダカコブヤハズカミキリ(学名:Parechthistatus gibber nankiensis yokoyama,1980)は、体長15~22ミリのコウチュウ目カミキリムシ科に属するカミキリムシで、セダカコブヤハズカミキリの紀伊半島南部固有の亜種である。和歌山県固有の昆虫であるとともに、名称に「ナンキ」(南紀)が付くなど、和歌山県を代表する昆虫類の一つでもある。その分布は大塔山系を中心とした地域に限定され、特に、本種が生息していくために必要な原生林がよく残る大塔山(おおとうさん)山頂及びその北方一帯には高密度な分布が見られる。