太地のくじら踊 たいじのくじらおどり
地域 | 東牟婁地域 |
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所在地 | 東牟婁郡太地町太地 |
指定年月日 | 昭和45年5月25日指定 |
指定等区分 | 県指定 |
文化財分類 | 無形⺠俗⽂化財 |
所有者 | 太地町民芸保存会 |
解説
鯨踊はかつて「デーカイタ」と呼び継承されてきた。踊手(おどりて)、唄手(うたいて)、太鼓打ちに分かれ、ハッピに赤い鉢巻き、胸にさらしを巻き、白の着又をはく。踊りは、綾棒(あやぼう)(銭太鼓)を銛(もり)に見立てて打ち振る「綾踊り」と両肌(もろはだ)脱ぎになり、素手のまま太鼓のリズムに乗せて鯨をつかみ取る「魚踊り」の豪快な2曲からなり、いずれも座踊りである。2隻の船の間に板を渡して踊る「船がかり」と座敷に2段の舞台を組んで踊る「座敷がかり」がある。公開時期:8月14日、11月第1日曜日