高芝の獅子舞 たかしばのししまい
地域 | 東牟婁地域 |
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所在地 | 東牟婁郡那智勝浦町下里 |
指定年月日 | 昭和40年9月20日指定 |
指定等区分 | 県指定 |
文化財分類 | 無形⺠俗⽂化財 |
所有者 | 高芝の獅子舞保存会 |
解説
寛保年間(1741年~1744年)、阿波国の紺屋次右衛門(こんやじえもん)の世話により祭典に獅子舞が始められたという記録が残されている。獅子頭は赤漆塗り鼻黒の雄獅子である。伊勢太神楽(いせだいかぐら)の流れをくみ、「幣(へい)の舞」・「乱の舞」・「剣の舞」・「神明賛(しんめいさん)」・「扇の舞」・「神供(しんぐ)の舞」・「牡丹(ぼたん)の舞」・「寝獅子」・「天狗獅子」の9曲がある。特に「神明賛」は扇を2本持って優美な舞を見せ、笛・太鼓に合わせて獅子舞を取り巻く若衆(わかしゅう)が合唱する雅(みやび)やかな曲節である。公開時期:9月の敬老の日の前々日