モッコクの大樹(那智大社実方院前庭) もっこくのたいじゅ(なちたいしゃじっぽういんぜんてい)
員数 | 1本 |
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地域 | 東牟婁地域 |
所在地 | 東牟婁郡那智勝浦町那智山 |
指定年月日 | 昭和40年4月14日指定 |
指定等区分 | 県指定 |
文化財分類 | 天然記念物 |
所有者 | 熊野那智大社 |
解説
モッコクはツバキ科の常緑高木で、沿海の山地に生え、高さは15メートルほどになる。また、庭木として栽培されることも多い。
このモッコクの大樹は熊野那智大社の宿泊所である実方院(じっぽういん)の前庭にある。枝葉はよく整い、庭内を1本で独占しており、往時の実方院を偲びうる唯一のものである。モッコクとしては全国でも稀に見る巨木である。