中世行幸御宿泊所 本宮竹の坊屋敷跡 ちゅうせいぎょうこうおんしゅくはくしょ ほんぐうたけのぼうやしきあと
地域 | 西牟婁地域 |
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所在地 | 田辺市本宮町本宮 |
指定年月日 | 昭和40年9月20日指定 |
指定等区分 | 県指定 |
文化財分類 | 史跡 |
所有者 | 田辺市 |
解説
中世、天皇・上皇が熊野三山行幸啓の際、竹の坊屋敷内の御成御殿(おなりごてん)に宿泊したというが、現在御殿は取り払われ、屋敷地が小学校となっており、その面影はない。当時を偲ぶものは「おおさか」と称する表入口の石段と石垣のみである。高台にあるこの屋敷地は、東側に熊野本宮大社旧社地を望み、後方には山を背負う風光明媚な地である。