尊光寺 そんこうじ
地域 | 日高地域 |
---|---|
所在地 | 日高郡日高川町千津川4600-1 |
指定年月日 | 昭和31年5月21日指定 |
指定等区分 | 県指定 |
文化財分類 | 史跡 |
所有者 | 尊光寺 |
解説
徳本上人水行(みずぎょう)の地で、生涯難行苦行(なんぎょうくぎょう)に明け暮れた上人の第一苦行地である。現在、その地に尊光寺が建てられ、「上人堂」とも称されている。上人の弟子本洞(ほんどう)和尚の開創で、後に紀州藩主の力添えによって天保6年(1835年)に改築され、今日に至っている。堂内には上人の木像が安置され、その台座裏と胎内には銘文が認められる。また、上人自作と伝える下駄や黒漆塗り木靴など、上人の遺品と称する品も保管されている。