丸山古墳 まるやまこふん
員数 | 1,290㎡ |
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地域 | 那賀地域 |
所在地 | 紀の川市貴志川町上野山 |
指定年月日 | 昭和44年7月14日指定 |
指定等区分 | 県指定 |
文化財分類 | 史跡 |
所有者 | 個人 |
解説
貴志川の下流で、西岸の標高45メートルの洪積(こうせき)台地上に位置している。古墳は円墳で直径約40メートル、墳丘の高さ約7メートル、裾部(すそぶ)には円筒埴輪が巡らされており、墳頂には結晶片岩(けっしょうへんがん)を使用した箱式石棺が確認されている。箱式石棺主室からは人骨、盤、勾玉(まがたま)、管玉(くだたま)、ガラス製丸玉(まるだま)、ガラス製小玉(こだま)、片岩製彫刻品(へんがんせいちょうこくひん)が、副室からは甲冑(かっちゅう)・直刀(ちょくとう)が出土している。