紙本墨書伏見天皇宸翰唯識三十頌 しほんぼくしょふしみてんのうしんかんゆいしきさんじゅうじゅ
| 員数 | 1帖 |
|---|---|
| 地域 | 海草地域 |
| 所在地 | 海南市下津町塩津 |
| 時代 | 鎌倉 |
| 指定年月日 | 昭和15年5月3日指定 |
| 指定等区分 | 国指定 |
| 種類 | 書跡・典籍 |
| 所有者 | 宗教法人極楽寺 |
解説
「唯識三十頌」とは世親が人間の精神構造を説いた唯識説の根本義を30の偈頌にまとめた論書で、本品はその全文を二段に分け、行書体で筆写し、一巻に表装したものである。伏見天皇は毎日一巻ずつ計276巻写経し、自ら国家鎮護を祈願したという。その写経は正和5年(1316)に春日神社に奉納されたと伝えられている。本品はそのうちの一巻で、文化6年(1809)当寺に奉納されたものといわれている。(和歌山県文化財ガイドブック)